Mosalogy

会社辞めてハーバードの大学院に来ちゃった感じ

2018 科学界総選挙

mosaです。

総選挙と聞くと国会よりもAKB48が思い浮かんでしまいます。

今もまだそういうようなことをやっているのかわかりませんが、思い返せばゾッとする文化だったように感じます。

 

 

さて、Science誌では、2018年のブレークスルーとなった科学的進歩を決めようということで、投票を受付中です。

 

もともと12の内容がノミネートされていましたが、一次投票により上位4つに絞られました。現在は、この4つの中から1位を決めようということで投票を実施しており、投票の締め切りは12月12日 (水) の午後11時59分 (アメリカ東海岸時間) です。日本時間でいうと、13日 (木) の午後1時59分だと思います。

 

www.sciencemag.org

 

投票はこちらのScienceオフィシャルウェブサイト (上のリンク) からどうぞ。

 

現時点での上位4つは、以下のラインナップとなっております。

(一次投票で票数が多かった順; %は獲得票の割合)

  1. Development cell by cell (22%)
  2. An RNA drug enters the clinic (20%)
  3. Neutrinos from a blazing galaxy (14%)
  4. Fly brain revealed (10%)

 

1. Development cell by cell

数千もの細胞一つ一つの遺伝子を解読するなどの技術を駆使することにより、たった一つの受精卵の細胞から組織や体全体がどのように成り立つかを精巧に可視化した研究。ゼブラフィッシュという研究用の魚だけではなく、マウスでも同様に細胞のトラッキングにより発生過程を精巧に可視化することができました。

 

2. An RNA drug enters the clinic

mRNAの発現を抑えるRNA干渉 (RNAi) とよばれる技術が、その発見から20年を経て、アメリカとカナダで初めて臨床応用が認められました。トランスサイレンチン型家族性アミロイドニューロパチーという希少な遺伝子疾患への適用が認められたパチシランというこの薬は、今後の核酸医薬の発展の皮切りとなる進歩でしょう。

 

3. Neutrinos from a blazing galaxy

反応性が低く「幽霊のよう」と称される素粒子ニュートリノが南極の氷の下に埋めこまれた「アイスキューブ」というセンサーによって検出され、ニュートリノの発生源となっているブレーザー (活動銀河核とよばれる天体) を同定しました。超高エネルギー宇宙線放射機構を理解するための、大きな一歩となりました。

 

4. Fly brain revealed

ショウジョウバエは小さな生き物ですが、その脳の作りは極めて複雑です。科学者はこの脳を髪の毛よりも薄くスライスした切片をたくさん顕微鏡で撮影し、総数2100万回の撮影のすえ、3Dマッピングすることに成功しました。ニューロンの接合部の3D画像化は、神経同士がどのように相互作用しているかを理解するためのブレークスルーと言えるでしょう。

 

 

 

一次投票時には他の分野も多く見られていた気がしますが、絞られたものはそのほとんどが生物関連の研究ですね。中でも1に関連する内容は、僕のブログでも以前に取り上げています

 

どれに投票しようか迷うなぁ。皆さんはどれが凄いと思いましたか?

ポチッと投票してみてください。

 

 

ちなみに僕はAKB48の総選挙で投票したことはありませんが、僕が日本で大学院生をやっていた頃は梅田彩佳さんという人が好きでした。同学年です。

 

 

私はなんの話をしているのでしょうか。