Mosalogy

会社辞めてハーバードの大学院に来ちゃった感じ

リトリートに行ってきた話

昨日帰ってきましたmosaです。

 

二泊三日のリトリートについて軽く日記でも書いてみようと思います。

 

リトリートとは、年に一回だいたいどこのプログラムでも行われる旅行行事みたいなもので、学生や先生たちによる研究発表を日中行いつつも、夕方から深夜にかけては酒飲んで騒ごうぜ、みたいな会です。

 

 

日本にいた頃はラボ旅行というのがだいたいどの研究室でもあったんですが、アメリカに来てからはそういうのがないなぁと思います。(ある研究室も多少はあるみたい)

休日のプライベートまでは束縛したがらないのでしょうか。そう捉えるといいことのような気もします。

 

 

さて。

 

朝学校の前から貸切バスで出発し、移動すること3時間。ニューハンプシャー州にあるリンカーンという場所にある大きな宿泊施設に着きます。(毎年同じところ)

うちらの人数が結構いるので、多分貸切です。他の宿泊者はいないです。

 

 

ついたら早速大部屋へ。ハーバードの先生や学生が交互に15分 (+ 質疑応答) のプレゼンを行い、途中休憩を挟みながら夕飯の時間まで過ごします。

 

部屋にはコーヒーやフルーツ、クッキーなどが大量に置いてあるので太り放題です。

 

夕飯はビュッフェ形式。(品数は少ないけど)

ホテル内のレストランぽいところで食べるので、適当に空いているテーブルを見つけて同期と座って食事。

 

一時間くらい食事の時間があって、そのあとはさっきの大部屋でポスターセッション。

学生が研究内容をポスターで発表しなきゃいけないんですね。

だいたい二時間くらいかな。みんな自由に部屋の中で話したりしています。

 

ポスターの数もそれなりにあるしお酒スイーツ食べ放題なので、あまり真面目な雰囲気はないです。真面目に議論するときもありますが、だいたいみんな関係ない話しています。

 

それで9時くらいからはレストランの隣にあるバーというかパブみたいな場所に行き、どっから来たかわからんプロが演奏して、それに合わせて一部の学生が踊ったり

、あとはビール飲みながらひたすら喋ってたり。

 

これが11時くらいまで。

ここまでがパンフレットに載っているオフィシャルなコンテンツ。

 

 

ここからは非公式。

今までとは違うちょい大きめの部屋に行き、学生主体のパーティが行われます。

この部屋は暗め。蛍光物質でちょっとライティングしたり。

僕のクラスメイトがDJとして作ったプレイリストをガンガンに再生して、それに合わせてガンガンに踊ってます。

 

お菓子が並んでいるテーブルだったり、ビールのみならずハードリカーがずらっと並んだテーブル、あとはビアポンやフリップカップといったアメリカのパーティゲーム (飲みゲー) 用のテーブルがあります。

 

でもだいたいみんな踊ってます。

 

あまり日本の大学生みたいに吐くまで飲むみたいな文化はないです。

僕も何回かショット飲まされたけど酔うほどは飲んでない。

 

みんな体質的に強いっていうのもあるけど、基本そこまで他人に強要しないし、「潰れられても介抱するのだるいし」って感じだと思います。

 

 

だんだん女の子がいい気分になってきて暗い部屋の隅っこで男子と抱き合ってロマンティックな雰囲気を醸し出したりします。

 

違った時間に見てみると、同じ女の子が違う男に抱きついてたりしてます。

これがアメリカです。

 

 

ちなみに複数そういうのを見ますが、男側はだいたい白人です。こういう時に白人至上主義を感じます笑

 

 

 

あとはいなくなったと思った人たちが帰ってきたらすごく大麻くさかったりします。

酒と一緒で、やりたい人がやる感じなので、僕は強要されません。

 

こういうパーティがだいたい深夜3時まであります。

 

 

 

知っている人は知っていますが、僕はだいたい朝4時に起きて研究室に行きます。

人が来る前にやること終わらせたいんです。一人大好き人間。

 

金曜もバスが出る前に細胞のお世話をするため4時起き。そのまま3時までパーティで踊ってたので、

 

ざっと23時間起きていた計算になります。

 

 

ーーーーー

翌日は基本的に同じことの繰り返しです。

朝食は8時から9時までの間に各自の時間でレストランでビュッフェ。

僕は朝早く起きちゃうのでサクッとルームメイトを起こさないようにシャワー浴びてすぐ朝食を済ませてしまいます。

 

9時から12時くらいまで前日と同じような研究発表。

実はこのリトリートには外部からの招待講演者もきているんですが(実はこのブログでも過去に紹介した大物)、この人のトークはKeynote Lectureとして1時間くらいあります。

 

 

招待講演者のはじめの一言

 

「僕はやらかしてしまいました。昨夜は3時までパーティにいてしまって。

だからみんなハードルは下げてください」

 

 

そう、この大物もなぜかパーティピーポー。

 

これが海外の研究者です

 

 

お昼をまたいつものレストランで食べたあとは、3時間くらい自由時間。近くの山にハイキングに行ったりする人もいますが、僕を含め大体の人は前日眠れなかったぶん、しっかり眠ります。

 

また午後も同じような研究発表。

夕食。

ポスターセッション(僕もこの日にやりました。)

オフィシャルな方のパーティ

 

そして非公式のパーティ

 

 

...深夜3時まで。

 

 

最終日の日曜は、朝食を食べるだけで、あとは10時くらいにバスが出発して帰るだけです。

 

帰りのバスは行きと違ってものすごく静かです。

 

 

みんな寝てるから。

 

 

 

ここまで読むと分かりますが、要は酒飲んで踊ってただけですね。

取り立てて変わった出来事もないのでブログのネタとしてはどうにもならない。

 

 

そこで思ったことを一つ。

とある教授が娘さんを連れてきてるんですよね、このリトリートに。

娘さんは小学生くらいでしょうか。鳥の生態を勉強しているといってました。

 

この先生は研究発表にもポスターにも娘さんを連れて歩いて、とりあえず内容を説明してあげているわけですね。

 

娘さんが内容に興味を示しているかは別として、小さい頃からこういうサイエンスに触れている子が大学に進んで大学院に進んで、研究者になりたいとかいうわけです。

 

 

 

勝てるわけねえよ

 

実際僕の周りにいる学生も、親が教授とか結構います。

人によっては、ある大学の研究科長やってたりする先生もいます。

 

こういう人が小さい頃から言語を習得するかのように科学に触れ、純粋に科学を好きになって勉強して今の場所にいるわけです。サラブレッドの集まりで、こういう人が次世代の科学を担っていくわけです。

 

 

...なぜ私はこの人たちと肩を並べて同じ場所にいるのでしょうか。

 

 

うちの母親、高卒だぞ。

いや別にいいんですけど。

 

 

こんな感じで切なくなってしまう瞬間もあったりするリトリートでした。