Mosalogy

会社辞めてハーバードの大学院に来ちゃった感じ

お医者さんお金持ちわーい

実は以前製薬企業の研究員をしていたmosaです。

 

僕が退職した後の話なんですが、いまや社員には腕時計型のヘルスモニターみたいなやつが支給されていて、どうやら四六時中それを着用していなきゃいけないみたいです。

 

え、なにその社畜感こわ

 

まあ微妙に健康オタクの素質がある僕からするとちょっと気にはなるんですが。

体重・体脂肪も毎日測ってグラフ化してるしね。

 

 

さて、なんかツイッターで誰か偉い人がリツイートしてたので読んでみました。

 

www.fastcompany.com

 

要約すると、起業において、いわゆるテクノロジー系のリーンスタートアップ方式はヘルスケア業界、中でもメディカルデバイス業界では必ずしも通用しなくて、市場のニーズを熟考してから事業を始めましょうね、というお話。

 

僕はビジネスについての知識が皆無なんでよくわからんですが、おそらくリーンスタートアップというのは、なんかとりあえずざっくり消費者ニーズを把握してサクッと作ってみて、一部の消費者からフィードバックを受けつつ改良していくサイクルをガンガン回していくみたいな感じなんでしょうか。

 

(よくこんなんでコンサルティング会社から内定もらってたな。笑)

 

メディカルデバイス等の真の消費者は患者ではなく医者などの医療従事者だということを念頭に入れましょうね、とのこと。

 

これって製薬業界でも一緒だよね、医薬品を処方するのは医者だもんね、とは現役時代から思ってた。

 

 

なんですがよくよく読んでみると、どうやらこれはスタンフォード大学のバイオデザインプログラム (Stanford Byers Center for Biodesign) の宣伝であることが判明。この記事を書いているのはこのプログラム創始者のPaul Yockという方だったんですね。

 

「うちのプログラムからは成功してるスタートアップがいっぱい出てるぜウェイ」

みたいなことが言いたいっぽいです。

一例としてiRhythm Techonologiesというスタートアップの不整脈検出用の心拍数測定計事業について紹介。もともとUCSFで心療内科医フェローだった人が立ち上げたっぽいですね。なんでも気軽に装着できて正確に心拍数を測定できるようなもんがねえぞってんで。

 

テクノロジーありきで始めようとするとワイヤレス通信技術とかバンバン入れたがる傾向にあるけど、実際そういうのは求められていないしコストもかかるからシンプルにやってんぜ、ってことらしいです。

 

 

 

 

僕の場合、いつもブログは「その日一番面白いと思った記事」なんかではなく、書こうかなと思ったその時に目に止まったものや頭に浮かんだことを書いています。

 

...そんなに時間かけてたら毎日続かないんで。

 

というわけで、書きながら読み進めていくと「あーただの宣伝じゃね?」ってなることも多いんですが、こういう記事や本を読むときはまず誰が書いたかを調べて念頭に入れてから読むといいです(できれば顔も)。そうすると内容の中立性っていうか、そういうのがなーんとなくわかります。

 

 

 

このスタンフォードのバイオデザインというのは日本の大学とも共同しているみたいですね。東大にもあるらしいですが、僕が在籍していた頃には存在しなかったですね。

 

基礎研究よりのことをやっている身としては、こういう医療機器関連の開発って聞くとなんかかっこよく感じます。医者をやっているそこのあなたも、なんか日々の診察や手術で不満なことがあるなら一発起業してみては?

 

はい、本日の休憩時間終了。