Mosalogy

会社辞めてハーバードの大学院に来ちゃった感じ

ギターと水とグラノーラバー

最近ほんと眠くてしょうがない。冬眠の準備だけはできている。mosaです。

 

 

僕はいつもあさスーパー早起きしてお昼くらいには実験が一通り終わる生活をしているので、午後は近くの建物でやっていたシンポジウムに行ってみました。

 

何が自分のテーマに繋がるかわからんからね。という表向きの理由もあれば、

コーヒーとかクッキー出るんでしょどうせ、行かない訳が無い。というゲスい理由もある。

 

どちらの比率が高いかは皆さんのご想像にお任せします。

 

Warren Alpert Foundation Prize Symposiumというもので、その名の通り毎年違った分野でWarren Alpert財団の賞を与えられ、受賞者が講演するといった内容。

 

今年は嚢胞性線維症 (Cystic Fibrosis) という希少疾患の研究を躍進させた5名が受賞していました。アメリカでの患者数は30000人、白人に多く2500人に1人の割合でおこる遺伝子疾患です。この病気を引き起こすCFTRという遺伝子を発見したFrancis CollinsとLap-Chee Tsui、その機能解析に貢献したMichael Welsh、治療薬の開発に貢献したPaul NegulescuとBonnie Ramseyが受賞しました。

ちなみに去年はがん免疫療法の研究者5人で、先日ノーベル賞を受賞したJames AllisonとTasuku Honjoもバッチリその中に入っています。

 

 

まあぶっちゃけいうとクッキーとコーヒー目当てで行ったんですけどね。

しかし、

 

 

クッキーもコーヒーもない!

 

水とグラノーラバーしかない。なんだよちくしょ。

グラノーラバー3本パクってきたぜ

 

 

ハーバードメディカルスクールのトップのながーい開会の辞を終えれば、各受賞者がそれぞれの研究成果やそれまでの裏話などを語っていきます。

実はすーごい眠かったんですけどね。開会の辞の時点で。いや、つまらないんじゃなくて朝が早くて。。

 

途中一気に目が覚める事がありまして。

 

受賞者の一人であるFrancis Collinsの講演。この人はすごい人で、国際ヒトゲノム計画の代表を務めた経験もあり、現在はアメリカ国立衛生研究所のトップです。(NIHって言った方がわかりやすいかな)

 

写真しか拝見した事がなくて、なんか大人しそうな人だなと思ってたんですが。

 

めっちゃハキハキ喋る!

その声量に目が覚めるわけです。それで色々笑いのネタを織り交ぜつつ話が進み。

 

そして最後、彼が言い放つ。

「じゃあ、やるしかねえな」

 

ーー???

 

そして場外から彼に渡されたものは、

 

アコースティックギター

 

弾き語りが始まった。

 

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(みんな写真や動画をツイッターにあげたりしてたから多分大丈夫。)

 

そしてスライドには歌詞が。

まあ言うよね。

 

「それじゃあみんな一緒にー!」

 

はい、大合唱。

 

僕は日本人特有の恥ずかしい感覚というか、集団が歌ってたら自分は口パクでもいいかな、という感じだったのですが。

 

 

終わったーと思ってちょっと下向いてカバンいじってたら、周りの空気が一気に動いたんです。ふっと見ると、みんな立ち上がる。

 

そうです、

 

スタンディングオベーション

 

ーーアメリカすぎるだろ!U.S.A.ゲームかよまじで

 

 

というわけで、この後の講演者たちはなんともやりにくそうでした。笑

 

やっぱり頂点に立つためにはギターが弾けなきゃいけねえんだなと。

俺もギター始めようかなと。

 

中学二年の時にお小遣いためて近所の楽器屋で買ったエレキアコースティックギター。

自分の部屋が防音室だと聞いてたから買った。

練習しようと思った。

そしたら言われた。

「部屋が防音なのは平日の昼間だけよ」

ーー意味わかんねえ、それは防音じゃねえ!

 

結局買ったギターに触れることはほぼなくいつの間にか捨てられていました。

エレキ買っておけばよかった。あの時エレキを買って音が出ないように練習していたら、きっと僕も研究分野でトップを走ってたんだろうね。