Mosalogy

会社辞めてハーバードの大学院に来ちゃった感じ

完全感覚ペーパードライバー - ボストンで免許をとったあの時の話 (後編)

mosaです。もうワンオクの曲名を混ぜながら書くのは疲れたので普通に書きます。

 

 

 

 

無事にLearner's permitを取得したら、あとやることは一つ。

そうです、路上試験ですね。これに合格すればいいです。

 

 

前回も書いた通り、特に路上教習を受けなくても試験に受かっちゃえばオッケーです。

 

 

ただ、日本でほぼ運転したことのないゴールド免許保持のペーパードライバーなので、左ハンドルに慣れておきたいということもあって、自分はドライビングスクールで何度か練習してから行きました。

 

ボストンで受ける人は大体利用する、Brookline Driving Schoolです。

単発90分かなんかで、助手席に教官が同乗してもらって練習できます。

 

ドライビングスクールで練習する利点は、実際の試験のコースとメニュー (大体決まって同じ) を教えてもらえることです。

調べればいくらでも出てきますが、Brookline High School前からスタートして近くを一周しながら、縦列駐車とスリーポイントターンをやるっていうお決まりのアレです。

 

 

毎回ランダムに教官が割り当てられます。最初にお金を払って練習スタートです。

 

ただ、たまに悪い奴がいます。

 

「今日の教習はどうだった、よかったか?」

   「はい、いろいろ学べてよかったです。ありがとうございました。」

「ちょ待てよ。」

「よかったかってことは、形で示してからいけよ。チップだよ、チップ」

 

 

ーーえ??

ちなみにチップは通常払わなくて大丈夫です。こいつがただの悪です。

ただ密室の車内で何かされても怖いんで、とりあえず払いましたけどw

 

 

そんなこんなで、いざ路上試験に望むわけですが、ここで問題が一つ。

 

「自分で車と同乗者を用意せよ」

これが路上試験に必要なものです。

 

ーーあるわけねーだろ、免許持ってねえんだこっちは

 

ここで活躍するのが先ほどのBrookline High School。教習車と教官を手配してくれます。というか、ここを通じて試験を申し込みできるのと、むしろ土日に試験を受けることができるのはこれを通じてのみだった気がします。(ちなみに保証はしません)

 

 

 

というわけで朝の8時くらいから万全の状態で臨んだはずだった。

 

 

 

落ちました

 

朝日が出てすぐの時間帯で、なんとも眩しい。

遮光板 (っていうっけ) を下ろしてみても、眩しくて前が見えない。

 

それでも言われた通りに車を走らせていたんですが、

「次、右ね」

   「はい」

赤信号でウィンカーをつけながら悠々と待っていると、

 

「もう過ぎたよ」

ーーはい??

 

実はそこには右折専用レーン (right-turn slip lane) があったのですが、まさかの眩しすぎてそんなの見えてなかった。

 

「アメリカの交通ルール | Siete Vidas」というところより写真を抜粋。

 

この赤丸の部分 (この写真はボストンではないけど) 。普通に交差点のところで止まっていたわけです。

 

ーーてか練習のコースと違ったんですけど??

 

というわけで見事に縦列駐車とターンもやらずに落とされました。

 

 

「眩しいならサングラスをもってこい」と試験管に正論を言われてさようなら。

 

 

 

というわけで気を取り直して翌月受けなおしてサクッと受かりました。

(そして、その時はさっきの道じゃなかったっていう)

 

 

Learner's Permitの裏面に合格のサインをしてもらい、それを例の免許センターに持って行ったら免許証を発行してくれます。

 

 

 

ということで持っていきます。

持っていくとおばちゃんがおめでとうと言いながら手元のカメラで写真を撮ってきます。

「もっと笑ってよ」とか言ってきます。

証明写真で真顔じゃなきゃダメなのって日本だけなのでしょうか。

 

「じゃあ1週間くらいで家に届くから」

と言われて家に帰ります。

 

 

1週間後、、

 

ポストは空っぽ

 

2週間たっても、1ヶ月たっても、

 

届かない!

 

ーーまじかよ

と思って免許センターに電話しました。

 

「免許届いてないんですけど」

    「住所教えてもらえます?」

「◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯です」

    「あー、その住所が長すぎて変に縮めて送ってるぽいですね」

「(あ?) はぁ。」    

    「じゃあ一回は再発行手続きが無料でできるので、そういう形でもう一度送りますよ」

「あ、じゃあそれで」

    「まあ1週間くらいで届くと思いますんで」

 

 

1週間後、、

 

届かねぇよ!!!

 

もうね、郵便サービスにも電話してもメールしてもそんなもの知らんっていうし、そもそもトラッキングサービスついてないし。

 

ーーてか免許証送るのにトラッキングつけとけよ

 

ここで免許センターとメール。1日1通帰ってくるペース。

 

「免許が一向に届かないです。もう最初の発行から2ヶ月くらいたってるし。

先日やった再発行みたいなの、もう一度やってくれません?」

 

    「無料の再発行は一度だけなので、次は発行料がかかります」

 

...はぁ?

 

もうね、埒があかなくて払いましたよ。25ドル。

これでまた1週間経って届かなかったら、次は無料でやるから。

 

ーーそういうのはいいから届けてくれや。

 

それでね、もうわかると思いますが届かないんですよ。おかげで僕も無事に立派なスーパーサイヤ人になれました。

 

 

もうここまでくると、俺の免許証誰が持ってんの?ってことですよね、計3枚。

 

 

すかさずメール。

「はい、届かないからよろしく」

しかしここで終わらせては二の舞になるだろう。。

「ちなみに住所はなんて書いて送ってるか正確に教えてもらっていいですか。ミスで届いてない可能性が大いにあると思うんですけど」

 

 

ここで、驚きの回答が。

 

「個人情報なのでお答えできません」

ーーいや俺の情報だから!

 

というわけで自分の住所をメールに書いて、この通りに送ってるか?と聞いてみました。

 

入力スペースの関係で微妙に削ってるけど、大体そんな感じです」

 

...犯人はお前だ

 住所で大体ってなんだよ。お前は入社面接で「僕の名前は大体マイク・タイソンです」とかいって自己紹介するのか?なんかもう逆にしてそうだな。

 

 

ここでぷっつんボクお電話。

「もう入力スペースが足りないなら手書きで書いてでも、頼むから今から言う通りの住所に送ってくれ」

 

 

これで1週間後に1枚届きました。見返せば免許センターとのメールの送受信数は25件を超えています。

 

ーーてか残りの免許証3枚はどこだよ。悪用こえーよ

 

 

これで無事に免許証をゲットした私。路上試験突破から4ヶ月。

あれから一度も運転していません。

 

ボストンの運転はみんな荒いです。有名です。

クラクション戦争は絶えることはなく、青信号渡っていても普通に右折車が突っ込んでくる。信号だけ見て歩いてたら命がいくつあっても足りないです。

 

そういうわけで一部の人は、この州の運転者をMasshole (Massachusettes + Asshole) と呼びます。

 

なので怖くて運転したくないです、必要ないし。酒が飲めればそれでおk。 

 

 

 

いまや日米と海を挟んでペーパードライバーやってます。 誇り持ってやってます。

 

 

書くの疲れたから、最後に一個だけ。

 

 

さらに半年後、免許証が一気に3枚届きました。

 

 

 

 

 

 

 

いらねぇよ

 

U.S.A.ゲームとか流行ってるけど、これがアメリカだかんな。